*こしょう*
*しゅってん:フリーひゃっかじてん『ウィキペディア(Wikipedia)』*
| *こしょう* | |
|---|---|
| *かくしゅひょうき* | |
| *ハングル**:* | ?? |
| *かんじ**:* | *こしょう* |
| *ひらがな**:* *(にほんごよみかめい)* |
*きしょう* |
| *かたかな**:* *(げんちごよみかめい)* |
*キーセン* |
| *ラテンもじ**てんしゃ:* | gisaeng, Kisaeng |
| *{{{alphabet-type}}}:* | {{{alphabet}}} |
*こしょう**(きしょう、キーセン)げんだいでは**ちょうせんはんとう**の**しょうふ**をさすことばで、きょうぎでは**りしちょうせん**とうちか、**あきら**・**きよし**のこうていからのししゃやこうかんのかんたいやきゅうちゅうないのえんかいなどでらくわざをひろうするためにじゅんびされたじょせいの**賤民**のことをさす。しかしじっさいのこしょうのいちづけは**げいぎ**をけんぎょうとする**しょうふ**である。こしょうのきげんは、**しんら**や**こううらら**にさかのぼるとされる。しんらじだいにおいてはてんかんじょがそれにそうとうするといわれている。こうらいじだいにはかん妓・かん婢のなかでようしのスグレたものをせんべつし、かぶをならわせおんならくとしたとあり、これがこしょうのルーツとされている。*
*もくじ* |
[*へんしゅう*] *りしちょうせんじだいのこしょう*
*りしちょうせんじだいのこしょうは、かんにぞくするかん妓(ぎじょ・ソウルにつかえるきょう妓とちほうのさと妓にわかれる)としゆうぶつであるこしょうがそんざいしたが、たいはんはかん妓だったようである。こしょうになるじょせいは、たいはんはぬひであるが、みをもちくずした**りょうはん**のむすめなどがなるばあいもおおい。りしちょうせんのこしょうはこうれいじょらくをルーツにしており、きゅうちゅうでのえんかいにもちいるためのかん妓をおいた。またそれをかんりするためのやくしょこしょうちょうがそんざいした。いっぱんてきにこしょうは、**りょうはん**をあいてとするため、かぶおんぎょく・がくもん・しか・鍼灸などにつうじているひつようがあった。また、はなやかないふくをきることがゆるされ、ちょうせんじだいのりゅうこうをせんどうするやくめもした。*
*こしょうのぜんせい(ぜっちょう)きは**ぼうくん**としてなだかい**つばめさんきみ**のじだいとされており、めいてら刹円かくじをつぶし、こしょういんをたて、ぜんこくからじょしをあつめたいりょうのこしょうをいくせいした。これはつばめさんくんのいんとうなせいかくにきいんしているといわれており、こしょうのふうきもみだれた。*
*りしちょうせんじだいのこしょうは、3つのランクにわかれており、さいじょうのものをいちぱい(イルペ)、つぎのものをにぱい(イペ)、もっともかきゅうなものをさんぱい(サムペ)とよぶ。たんなるばいしゅんこういをおこなうじょせいはてらとう(サダン)・いろしゅか(セクチュガ)・はなあたま(コモリ)・トルビョン・はないらつめ(ファランニョ)などとよび、こしょうとはいわない。*
*いちぱいがしんのいみでのこしょうであり、きぐらいがたかく「こしょうさいしょう」ともよばれ、また「うりうたふばいいん」というようにていせつをおもんじ、しんたいをうることはないことをたてまえとしていたが、じっさいにはこっかがしきゅうするきゅうりょうにくらべ、ししゅつがおおいためにかちくせいど(畜はやしなうといういみ)がみとめられていた。これはとくていのりょうはんにかこいこまれることでしきんてきえんじょをえるじじつじょうのばいしゅんせいどである。だが、このようにかこいこまれたこしょうとのまにうまれたこどもは、れいがいてきに**ぬひ**ではなくりょうみんのことしてぐうするせいどがあった(こううらら・りしちょうせんではかたほうのおやがぬひ・賤民のばあいそのこをぬひとするせいどがあった)。にぱいはいんくんしともよばれ、じゅんこしょうとされる。こしょうからてんらくしたものがおおく、じゅうたくがいのなかでくらし、かくれてばいしゅんするものがおおかった。さんぱいはかんぜんにしょうふであり、「タバンモリ」ともいう。ぞうかをうたってせっきゃくしたとされる。りしちょうせんまっきにいたるとこれらのくべつはつかなくなり、さんぱいまでをこしょうとよぶようになっていた。また、りしちょうせんには**いおんな**せいどがあったが、**なるむね**の冶世のまっきより、じょじょにいおんなとこしょうのくべつもつかなくなり、りしちょうせんこうきにはこしょう(いちぱい)がきゅうちゅうないがいでのいりょうこういもおこなっていたようである。*
*また、ソウルにはこしょうぼうとよばれるものがあり、しゅとしてかんちょうのかんりのもとにえいぎょうをしていたが、**ゆうかく**ににており、かなりげんかくなしきたりをもってうんえいされていた。しかしながらちほうにおいてはさんぱいがおおく、このようなものはそんざいしなかったとされる。*
*りしちょうせんまっきにかいこくにいたると、にっぽんやかいがいからのぶんかりゅうにゅうによりこしょうせいどにもへんかがみられるようになる。にっぽんの**げいしゃ**や**ゆうかく**せいど、**ロシア**などからはいってきたはくじんのそと娼(あまじん=カミンとよぶ)などがはいりこみ、じゅうらいのこしょうせいどとゆうごうし、くべつがなくなっていった。りしちょうせんまっきにはこしょうくみあいがつくられているが、これによってじゅうらい、やといぬしをひつようとしたこしょうもしゅじんをもたないこしょうぎょうがおこなえるようになり、ちほうのこしょうがソウルにはいりこみ、これによりこしょうのけいたいがげきへんした。そして**にっぽんりょう**じだいにかくりつしたこうしょうせいどにくみこまれた。また、**たいかんていこく**のじだいまでは**しょちょう**まえのしょうじょをこしょうとすることもおおかったが、**にちかんへいごう**ごにしょうじょをこしょうとすることをきんしした。*
[*へんしゅう*] *だいかんみんこくのこしょう*
*だいかんみんこく**のせいりつごに**ちょうせんせんそう**がぼっぱつし、せんかでやきつくされたこくどのふっこうにはばくだいなひようがひつようになった。**ぼくせいき**だいとうりょうは、**にっぽんこくとだいかんみんこくとのまのきほんかんけいにかんするじょうやく**でかくとくしたしきんをもとにふっこうをすすめ、**ざいかんべいぐん**をあらたなふっこうへのしきんげんとしてみいだした。とうじ、ちゅうりゅうまいぐんにたいする**ふうぞくてん**は、**ちょうせんご**で**ヤクザ**とよばれるひごうほうのはんざいそしきがかんよしており、ばくだいなきんがくがちかにりゅうしゅつしていた。これをいっせいにてきはつし、あらたなこくえいの娼館せいどをかわりにすえ、**がいか**かくとくをおこなった。これがべんぎてきにこくえいこしょうとよばれるせいどであり、さらなるがいかかくとくをめざして、いちじは**ベトナムせんそう**ときなどかいがいにもはけんされた。**にっぽん**がふっこうしかいがいりょこうがさいかいされると、にっぽんからのかんこうきゃくにたいしても、こくえいこしょうがつかわれた。**1990ねんだい**まで、キーセンりょこうとよばれるほどかんこくりょこうがふうぞくりょこうとどうとうのいみをもっていたのはこのためである。**かんこうのきせき**をへて**1980ねんだい**にかんこくけいざいがきどうにのりはじめると、こくえいこしょうのしぼうしゃはげんしょうした。うめるかたちでせいちょうしたみんかんのこしょうでは**フィリピン**や**インドネシア**などの**トウナンアジア**からじょせいをゆうちするようになった。**ソレンほうかい**ごは、**ロシアじん**じょせいもゆうちのたいしょうとなった。がいこくじんしょうふにたいするいほうこういがひんぱつし、いちぶでしゃかいもんだいかする。そして**2004ねん**にかんこくのぎかいは、すべてのばいしゅんしせつをへいさし、ばいしゅんこういをいほうとするほうかいせいをおこなった。*
[*へんしゅう*] *ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく**のこしょう*
*よろこびぐみ**が、りしちょうせんじだいのかん妓にるいじしている。*
[*へんしゅう*] *さんこうしりょう*
- *『ちょうせんかいごはなし』 りのうわ 1927ねん*
- *『ソウルじょうかにかんこうはながれる』はやしかねこくりんうみすず・きょういさおしょうやく*
- *『ちょうせんきこう』イザベラ・バード こうだんしゃ*
- *『ちょうせんいがくし及疾びょうし』みきさかえ*
- *『ちょうせんふうぞくしゅう』 いまむら鞆 しどうやかた1914ねん、こくしょかんこうかい1975ねん*

