*きはんりょく*
*しゅってん:フリーひゃっかじてん『ウィキペディア(Wikipedia)』*
*きはんりょく**(**きはんりょく**)とは、まえの**かくていさいばん**でそのもくてきとしたじこうにかんするはんだんにつき、とうじしゃはごのさいばんでべっとあらそうことができず、べつの**さいばんしょ**もまえのさいばんのはんだんないようにこうそくされるというこうりょく、すなわちまえのさいばんにおけるはんだんないようののちのさいばんへのこうそくりょくのことをいう。*
*ただし、けいじそしょうのばあいは、こうじゅつのようにそのようごほうにこんらんがみられる。*
*もくじ* |
[*へんしゅう*] *みんじじけんのばあい*
[*へんしゅう*] *きはんりょくがあるさいばん*
*かくていしたさいばんすべてにきはんりょくがしょうじるわけではなく、げんそくとしてとうがい**そしょう**じけんのしんりをかんけつする**はんけつ**、すなわちかくていした**しゅうきょくはんけつ**にきはんりょくがみとめられる。*
*このほか、かくしゅのさいばんや**ちょうしょ**のきさいなどについて、ほうぶんじょう「かくていはんけつとどういつのこうりょくをゆうする」むねみとめられているばあいがある。このばあい、そのないようによって**しっこうりょく**(**きょうせいしっこう**できるこうりょく)や**けいせいりょく**(ほうりつかんけいのへんどうをしょうじさせるこうりょく)がしょうじることはもんだいないが、「かくていはんけつとどういつのこうりょく」のなかにきはんりょくもふくまれるかについては、もんだいとなるさいばんやちょうしょのしゅるいによりけつろんがことなったりけんかいがわかれたりする。*
[*へんしゅう*] *きはんりょくのきじゅんじ*
*きはんりょくがおよぶけんりかんけいは、じじつしんのさいしゅうこうとうべんろんしゅうけつじをきじゅんじとする。だいいちしんのはんけつでかくていしたばあいは、だいいちしんのこうとうべんろんしゅうけつじをきじゅんとし、こうそしんやじょうこくしんのはんけつでかくていしたばあいは、こうそしんのこうとうべんろんしゅうけつじをきじゅんとする(じょうこくしんではほうりつはんだんのみをするため)。*
*これは、さいばんしょはじじつしんのさいしゅうこうとうべんろんしゅうけつじまでにていしゅつされたしりょうにもとづきけんりかんけいをはんだんし、それいこうにしょうじたじじつかんけいやけんりかんけいのへんどうははんだんのたいしょうにならないためである。*
[*へんしゅう*] *きはんりょくのきゃっかんてきはんい*
*かくていしたしゅうきょくはんけつのうちきはんりょくがはっせいするぶぶんは、げんそくとして、そしょうのもくてきとなったけんりかんけいについてのはんだん、すなわち**しゅぶん**にほうがんされるはんだんのみである(**みんじそしょうほう114じょう**1こう)。たとえば、かしきんへんかんせいきゅうそしょうで、はんけつのりゆうちゅうでひこくがすでにかしきんをへんかんしたじじつをにんていしたうえで、げんこくのせいきゅうをききゃくするむねのはんけつがかくていしたばあい、きはんりょくがしょうじるのはげんこくのひこくにたいするかしきんへんかんせいきゅうけんがないというはんだんについてのみであり、ひこくがすでにかしきんをへんかんしているというにんていにはきはんりょくはしょうじない。*
*りゆうちゅうのはんだんにきはんりょくをみとめないのは、いっぱんてきに、そしょうとうじしゃのこうげきぼうぎょほうほうのせんたくについてのだんりょくせいをかくほするためとせつめいされている。じょうきのそしょうのばあい、ひこくのほかのあらそいかたとしては、かしきんけいやくのふせいりつ、あるいは**しょうめつじこう**などもかんがえられ、どれかひとつがみとめられればひこくのもくてきはたっせいする。これらのこうげきぼうぎょほうほうはひこくとしてはそしょうにかつためのしゅだんとしてのいみしかないにもかかわらず、きはんりょくをみとめると、とうじしゃとしてはけつろんのみをかんがえてそしょうかつどうをすることができなくなり、こうげきぼうぎょほうほうのせんたくのだんりょくせいをうしなうことになる。*
*ただし、りゆうちゅうのはんだんであっても、せいきゅうのせいりつまたはふせいりつのはんだんをするにさいし、ひこくからていしゅつされた**そうさい**のしゅちょうのかひについてはんだんをしたばあいは、そのしゅちょうされたがくについてきはんりょくがしょうじる(どうほう114じょう2こう)。それいがいのりゆうちゅうのはんだんにはきはんりょくはおよばないが、がくせつじょうは、とうじしゃがそしょうにおけるしゅようなそうてんとしたばあいは、りゆうちゅうのはんだんであってもこうそくりょくをみとめるべきとのけんかいがしゅちょうされている(**そうてんこう**)。*
*なお、はんれいじょうは、そしょうぶつにじゅんじてしんぱんたいしょうとなるじこうについてはきはんりょくにじゅんじたこうりょくがしょうじるとされる。*
[*へんしゅう*] *きはんりょくのしゅかんてきはんい*
*きはんりょくがおよぶのは、げんそくとしてとうがいそしょうにつきとうじしゃとしてあらそうきかいをあたえられたものにかぎられ、そのたのものにたいしてはきはんりょくはおよばない。そしょうのとうじしゃでなかったものにたいしてさいばんのこうそくりょくをおよぼすのは、てつづきほしょうのかんてんからもんだいがあるためである。*
*しかし、こうとうべんろんしゅうけつごにそしょうのけっかにりがいかんけいをゆうするものがあらわれたばあい、そのものにたいしてきはんりょくがおよばないとすると、きはんりょくによるふんそうかいけつきのうがげんていされる。また、そもそもけんりかんけいについてあらそうきかいをあたえるひつようせいにとぼしいたちばのものもいる。そのため、いっていのようけんできはんりょくのかくちょうがみとめられる(どうほう115じょう)。*
[*へんしゅう*] *けいじじけんのばあい*
*きはんりょくのほんらいのいみは、ぼうとうにかかげたとおり、かくていしたさいばんののちのさいばんにたいするこうそくりょくのことである。しかし、けいじそしょうのばあいは、ゆうざい・むざい・**めんそ**のはんけつがかくていしたばあいにどういちじけんについてさい訴をゆるさないとするこうりょく、すなわち**いちじふさいり**のこうりょくのいみででんとうてきにしようされていた。*
*これは、みんじのばあいは、まえのさいばんではんだんされたけんりかんけいをぜんていに、そのごにへんどうしたけんりかんけいやべっこのけんりかんけいにつきごのさいばんでしんりはんだんすることがかんがえられるのにたいし、けいじのばあいは、いっぱんてきにあるじてんのはんざいじじつがあったかいなかというはんだんのみがもんだいとなり、おなじもんだいはにどととりあげないというかたちでさいばんのこうそくりょくがもんだいとなるためとかんがえられる。*
*しかし、きはんりょくというようごがほんらいのいみでつかわれていないためにこんらんをしょうじているというひはん、はんざいじじつのうむについてはんだんしない**こうそききゃく**のさいばんについてはこう訴にたいするこうそくりょくがもんだいになるのではないかというひはん、そもそもいちじふさいりのこうりょくは**にっぽんこくけんぽう**39じょうがさいようした**にじゅうのきけん**のきんしのげんそくによりせつめいすべきとのひはんなどがていしゅつされている。そのようなひはんのため、がくしゃによりきはんりょくというようごのしようほうにちがいがあらわれ、きはんりょくというようごのしようをさけるたちばもある。*

