*しゅんが*
*しゅってん:フリーひゃっかじてん『ウィキペディア(Wikipedia)』*
*しゅんが**(しゅんが)とは、**えどじだい**にりゅうこうしたせいふうぞく(とくにいせいかん・どうせいかんの**せいこう**ばめん)をえがいた**うきよえ**のいっしゅ。**わらいえ**や**まくらえ**、**まくらそうし**、**ひが**、**ワしるし**ともよばれる。また、それほどろこつなびょうしゃでないえは**危絵**(あぶなえ)ともよばれた。*
*そのびょうしゃはかならずしもしゃじつてきでなく、せいきがおおきくえがかれることがおおい。*
[*へんしゅう*] *れきし*
*しゅんがのはじまりはちゅうごくの**いがくしょ**とともにつたえられた**ぼうちゅうじゅつ**のかいせつずだとおもわれる。にっぽんでは**へいあんじだい**しょきから**偃息ず**(えんそくず、おそくず)、または**おそくずのえ**とよばれるせいてきだいざいをえがいたかいががあったとされているが(『**ここんちょぶんしゅう**』など)、もともと「偃息ず」ということばじたいがちゅうごくからきたものである。それがしょみんに、**むろまちときよ**から**えどじだい**にかけてひろがり、えしたちによってえがかれるようになった。さいなんよけのいっしゅの**おまもり**としてつかわれるようになったり、とくにまくらえのえまきははなよめの**せいきょういく**のテキストとしてつかわれた。ただ、このじだいはにくひつのためいちぶのじょうりゅうかいきゅうのためのものであった。*
*ももやまじだい**、**あきら**から**とうぐうひ戯図**がでんらいししゅっぱんされた。それにえいきょうされにっぽんでさかんにしゅんががえがかれるようになった。しょきの**えし**としては**ひしかわもろのぶ**がだいひょうてきであり、かれのさくひんのたいはんがしゅんがである。また、**いはらさいかく**の**うきよぞうし**、**コウショクいちだいおとこ**がだいりゅうこうし、**こういろもの**とよばれるジャンルがはやる。それにより、しゅんがのじゅようがふえる。*
*しかし**とおるほ**7ねん(**1722ねん**)**とおるほのかいかく**により**コウショクほん**がきんしされる。それでもじゅようがあるためこれよりひこうかいではんばいされることとなる。そして、**にしきえ**のかいはつにより、たしょくずりのしゅんがが**かんせい**のころからほんかくてきにとうじょうしだした。*
*えどばくふ**のきていをまもるひつようがないしゅんがは、つうじょうではしゅっぱんできない**ごくさいしょく**のさくひんがつくられた。そのため、うきよえのさいこうのぎじゅつがつかわれているものはしゅんがともいわれている。ゆうめいなえしのほとんどがこれをてがけ、**かのは**・**とさは**のえしたちまでもがえがいた。*
*ただ、ばくふによるとりしまりのたいさくとして、さくしゃ、えし、はんもとをわからないようがちゅうに**こもごう**というかたちでしるした。*
*めいじ**にはいり、しだいに**しゃしん**にとってかわられるようになった。かいていりつりょういしきざいめちゅうに、しゅんがおよびそのるいのしょきぶつをはんばいするものをむちざいにしょし、またぼっしゅうをふかした。*
*げんだいにおいては、げいじゅつさくひん(**エロティカ**)としてしゃかいてきにたかくひょうかされており、わいせつしゅっぱんぶつとしてのあつかいはうけていない。*
*ばくまつ**におきた**ジャポニズム**によって、せいようでは**うきよえ**がもてはやされたが、しゅんがはがだいがわいせつであるとのりゆうからきらわれ、ゆしゅつにはきょうされなかった。しかし、しだいにがいこくじんコノミの**びじんが**がふそくしていったことから、めいじまっきからたいしょうにかけてきょくぶをかきかえたしゅんがや、ふくすうのしゅんがをきりハリしていちまいのびじんがにしたてあげたものをゆしゅつするようになっていった。こうしてつくられたびじんがはげんざいもたすうりゅうつうしており、しんがんをめぐってさいばんさたになったケースもある。*
[*へんしゅう*] *えしとだいひょうさく*
- *ひしかわもろのぶ**:『しょうむらさき』*
- *かちがわはるあきら**:『えほんしょくヨシユキじんしき』*
- *とりいきよしちょう**:『しきどうじゅうにばん』*
- *きたがわうたまろ**:『うたまくら』*
- *うたがわほうこく**:『逢世かりのこえ』*
- *かつしかほくさい**:『よろずふくわごうしん』*
- *けいときえいいずみ**:『ゆめたまかわ』*
- *うたがわくによし**:『はなふるあずかみる』*
*ゆうめいなさくひんに、*
- *だいご『ちごそうし』*
- *ふじわらたかのぶ『しゅんがこまき』*
- *『**こしばがきそうし**』(いちめい『ののみやえまき』)すみよしけいおんひつといい、あるいはしんじつひつという*
- *『灌頂のまき』すみよしけいおんひつといい、あるいはみつのぶひつという*
- *こせ惟久『ふくろほうしそうし』(いちめい『うずまさものがたり』)*
- *『**ふくろほうしえことば**』*
- *みつのぶ『よんじゅうはちばんしゅんが』*
- *かのもとのぶ『おばなにっき』*
*ふるくは、つたえ・**とばそうじょう**とされる『ひぶつくらべ』などがある。*
[*へんしゅう*] *さんこうサイト*
- The Tradition of Japanese Shunga Prints
- Androphile Homoerotic Shunga Exhibition
- Japanese Lovers in Art
- Erotica: Japanese Shunga and Other Works

