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*つな(ぶんるいがく)*

*しゅってん:フリーひゃっかじてん『ウィキペディア(Wikipedia)』*

*つな**(こう、**えい*:class*、**ら*:classis*)とは、**せいぶつのぶんるい**におけるかいきゅうのひとつで、そのかいきゅうにふくまれるそれぞれの**タクソン**もつなとよぶ。**もん**と**め**のまにいちし、つなのしたに**あつな**(あこう、えい:*subclass*、ら:*subclassis*)をおくばあいもある。*

*もくじ*

[*へんしゅう*] *いち*

*つなは、きほんてきなぶんるいかいそう(**さかい**・**もん**・つな・**め**・**か**・**ぞく**・**たね**)の1つである。これらのうち、つな・め・ぞく・たねの4つは、リンネが『しぜんのたいけい』しょはんでつかったものである。*

*いじょうでたりないときは、もんとつなのまにあもん、つなとめのまに**あつな**をおく。それでもたりなければ、(もん・あもん)・したもん・**うえつな**・(つな・あつな)・**しもつな**・うえく・**く**・あく・おおめ・うわめ・(め)などをひつようにおうじてつけくわえる。*

[*へんしゅう*] *めいめいほう*

*つな・あつなにたいするめいめいほうはいっぱんにあまりつよくきせいされていない。**こくさいしょくぶつめいめいきやく**、**こくさいどうぶつめいめいきやく**、**こくさいさいきんめいめいきやく**のいずれでも、ユウセンけんをかならずしもまもるひつようがなく、タイプのなまえをもとにしてつくるひつようもない。**こくさいしょくぶつめいめいきやく**では、つなやあつなをタイプのなまえをもとにしてめいめいするばあいにはごびをとういつすることがきていされているが、せつめいてきななまえのばあいにはそのひつようはない。なお、しょくぶつがくではうえつな・しもつなはほとんどつかわれない。**こくさいどうぶつめいめいきやく**にはとういつごびのきていはそんざいしないが、**げんせいどうぶつ**などではどくじのとういつごびをつかうかんこうがある。**さいきん**や**どうぶつ**のばあいのごびは‐a、‐iがおおい。**ウイルス**にはげんざいのところつな・あつななどのかいきゅうはそんざいしない*

*つなめいのごび*
*かいきゅう* *りくじょうしょくぶつ* *そうるい* *きんるい* *さいきん* *どうぶつ*
*つな* -opsida -phyceae -mycetes

*あつな* -idae -phycidae -mycetidae

[*へんしゅう*] *れきし*

classis*(つな)がぶんるいかいきゅうのなまえとしてとうじょうするのは、フランスのしょくぶつがくしゃ**トゥルヌフォール**(*Tournefort*)の**1694ねん**のちょさく*Elements de botanique*がさいしょである。それまでは*genus summum*(さいこういのぞく)とよばれていた。そのご、**リンネ**は*Systema Naturae*『しぜんのたいけい』のだい1はん(1735ねん)で**どうぶつ**・**しょくぶつ**・**こうぶつ**の3かいすべてでつなというかいきゅうをつかっている。19せいきに**もん**(*phylum, divisio*)というかいきゅうがつかわれるようになるまでは、せいぶつのさいじょういのぶんるいかいきゅうはつなだった。**さかい**がぶんるいかいきゅうとみなされるようになるのはさらにごのことである。*

[*へんしゅう*] *どうぶつぶんるいがく*

*リンネのぶんるい(*Systema Naturae*だい10はん、1758ねん)では、**ほにゅうつな**(Mammalia)、**とりつな**(Aves)、**りょうせいつな**(Amphibia)、**さかなつな**(Pisces)、**こんちゅうつな**(Insecta)、蠕虫つな(Vermes)の6つなにぶんるいされた。さいしょの4つは、**アリストテレス**いらいのでんとうてきな**ゆうちどうぶつ**4ぐんにほぼそのままたいおうし、ごの2つは**むけつどうぶつ**をいまでいう**せっそくどうぶつ**とそれいがいとにわけたものである。このうち、ほにゅうつな、とりつな、りょうせいつな、こんちゅうつなはげんざいでもつかわれ、さかなつな(げんざいはさかなじょうつなとするのがふつう)もひけいとうてきなぶんるいではよくつかわれる。なお**はちゅうるい**はこのときはりょうせいつなにふくめられていた。ちなみにほにゅうつなはだい1はんではししつな(Quadrupedia)とよばれていたが、がくめいのきてんいぜんのかたりであるためげんざいではつかわれない。*

*そのご18せいきまつから19せいきしょとうにかけて、フランスの**パリしょくぶつえん**(とうじすでにしぜんかがくいっぱんをあつかっていた)の**ラマルク**および**キュヴィエ**によってさいぶんかがすすめられた。ラマルクはゆうちどうぶつ・むけつどうぶつを**せきついどうぶつ**・**むせきついどうぶつ**とあらためたうえで、むせきついどうぶつをさいしゅうてきには12つなにぶんるいした。キュヴィエはつなのじょういのグループとして'embranchement'(「ぶんき」)をせっていし、むせきついどうぶつを3グループ15つなにぶんるいしている。ちなみにこの'embranchement'はごに**もん**とよばれるかいきゅうのせんくである。*

[*へんしゅう*] *しょくぶつぶんるいがく*

*いっぽうリンネは**しょくぶつ**を、たんおしべつな(Monandria)、におしべつな(Diandria)など、**おしべ**のかずやながさで24つなにぶんるいした。これらは、1694ねんに**カメラリウス**(*Rudolf Jakob Camerarius*)がしょくぶつにもどうぶつとどうようのせいがそんざいすることをしょうめいし、それをヴァイアン(*Sebastien Vaillant*)が1718ねんの『はなのこうぞう』というちょさくでひろめたことがえいきょうしている。げんざいいっぱんにふきゅうしているしょくぶつのぶんるいたいけい(**しんエングラーたいけい**)では、たとえば**そうしようしょくぶつつな**(Dicotyledoneae)、**たんしようしょくぶつつな**(Monocotyledoneae)といったつながある。このそうしよう・たんしようというぶんるいほうほうはじつはリンネよりもふるく、1704ねんにイギリスの**ジョン・レイ**(*John Ray*)がこうあんしている。しかし『はなのこうぞう』のえいきょうをつよくうけたリンネは、**しよう**などではなく**おしべ**や**めしべ**こそがしぜんのたいけいをはんえいするとかんがえこのぶんるいたいけいをくみたてた。このリンネのしょくぶつぶんるいたいけいはべんりだったためひろくふきゅうし**えどじだい**のにっぽんにまでつたえられたほどだが、19せいきなかばいこうはまったくつかわれていない。*

[*へんしゅう*] *かんれんこうもく*

[*へんしゅう*] *さんこうぶんけん*

  • *うちだとおるかんしゅう 『たにつ・うちだどうぶつぶんるいめいじてん』なかやましょてん、1972ねん、1-17ぺーじ。*ISBN 4-521-00161-0
  • *まつながとしお 『はくぶつがくのよくぼう』こうだんしゃげんだいしんしょ、1992ねん。*ISBN 4-06-149110-5