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*いりゅうぶん*

*しゅってん:フリーひゃっかじてん『ウィキペディア(Wikipedia)』*

*いりゅうぶん**(**いりゅうぶん**)とは、**ひそうぞくじん**のきょうだいしまいいがいの**そうぞくじん**にたいしてりゅうほされた**そうぞくざいさん**のわりあいをいう。ひそうぞくじんのきょうだいしまいいがいのそうぞくじんにはそうぞくかいしとともに**そうぞくざいさん**のいっていわりあいをしゅとくしうるというけんり(**いりゅうぶんけん**)がみとめられる(**1028じょう**)。また、**だいかさねそうぞくじん**にもいりゅうぶんけんはみとめられる(**1044じょう**・**887じょう**2こう・**887じょう**3こう・**901じょう**)。いりゅうぶんけんをゆうするこれらのものを**いりゅうぶんけんりしゃ**という。*

  • *みんぽうについていかでは、じょうすうのみきさいする。*

*もくじ*

[*へんしゅう*] *そうせつ*

[*へんしゅう*] *いりゅうぶんせいどのしゅし*

*みんぽう**の**そうぞく**きていはげんそくとして**ゆいごん**によってはいじょしうる**にんいきてい**であり、そうぞくざいさんはひそうぞくじんがせいぜんしょぶんやしいんしょぶんによってじゆうにしょぶんすることができ、すいていそうぞくじんのそうぞくへのきたいはけんりとしてほしょうされないのがげんそくである。しかし、そうぞくがそうぞくじんのせいかつほしょうのいぎをゆうするてん、またひそうぞくじんめいぎのざいさんにはそうぞくじんのせんざいてきもちぶんがふくまれていることがおおく、これをけんざいかさせるひつようがあるてんなどにかんがみ、そうぞくざいさんのいっていわりあいについては、**きょうこうきてい**として、いりゅうぶんというそうぞくざいさんにたいするけんりがみとめられる。*

[*へんしゅう*] *きょうこうほうきせい*

*いりゅうぶんは、ひそうぞくじんのしょぶんによってウバウことができない。ただしそうぞくじんによるひそうぞくじんにいちじるしいぎゃくたい・ぶじょくなどがあれば**かていさいばんしょ**に**そうぞくじんのはいじょ**のしんせいをすることができる(**892じょう**)。*

[*へんしゅう*] *いりゅうぶんのきぞくとわりあい*

[*へんしゅう*] *いりゅうぶんのきぞく*

*いりゅうぶんはひそうぞくじんのきょうだいしまいいがいのそうぞくじんにのみみとめられ、ひそうぞくじんのきょうだいしまいにいりゅうぶんはない(**1028じょう**)。なお、**だいかさねそうぞく**のばあいのだいかさねそうぞくじんにもいりゅうぶんはみとめられる(**1044じょう**・**887じょう**2こう・**887じょう**3こう・**901じょう**)。*

[*へんしゅう*] *いりゅうぶんのわりあい*

*いりゅうぶんのわりあいはそうぞくじんのこうせいによりいかのようにことなる。*

  1. *ちょっけい**そんぞく**のみがそうぞくじんのばあいはひそうぞくじんのざいさんの1/3(**1028じょう**1ごう)。*
  2. *それいがいのばあいはぜんたいでひそうぞくじんのざいさんの1/2(**1028じょう**2ごう)。*

[*へんしゅう*] *いりゅうぶんのほうき*

*いりゅうぶんをほうきしたものにはいりゅうぶんはきぞくしないことになる。そうぞくのかいしまえにおけるいりゅうぶんのほうきには**かていさいばんしょ**のきょかがひつようである(**1043じょう**1こう)。きょうどうそうぞくにおけるいりゅうぶんのほうきは、たのかくきょうどうそうぞくじんのいりゅうぶんにえいきょうをおよぼさない(どうじょう2こう)。*

[*へんしゅう*] *いりゅうぶんのさんてい*

*いりゅうぶんはひそうぞくじんのざいさんをきそとしてさんていされるため、まず、さんていのきそとなるひそうぞくじんのざいさんのはんいをかくていすることがひつようとなる。さんていのきそとなるざいさんは**ひそうぞくじんがそうぞくかいしのときにおいてゆうしたざいさんのかがく**に**そのぞうよしたざいさんのかがくをくわえ**たがくから**さいむのぜんがくをこうじょ**してさんていする(**1029じょう**1こう)。*

  • *ひそうぞくじんがそうぞくかいしのときにおいてゆうしたざいさんのかがく*
*じょうけんづけけんりまたはそんぞくきかんのふかくていなけんりについては、かていさいばんしょがせんにんしたかんていじんのひょうかにしたがって、そのかかくをさだめる(**1029じょう**2こう)。*
  • *さんにゅうすべきぞうよ*
    • *げんそくとしてそうぞくかいしまえの1ねんかんにしたものにかぎり、そのかがくをさんにゅうする(**1030じょう**1こう)。*
    • *とうじしゃそうほうがいりゅうぶんけんりしゃにそんがいをくわえることをしってぞうよをしたときは、1ねんまえのひよりまえにしたぞうよについても、そのかがくをさんにゅうする(**1030じょう**2こう)。*
    • *「ぞうよしたざいさんのかがく」は、そうぞくかいしじのかへいかちにかんさんしてひょうかする(さいはんしょうわ51ねん3つき18にちみんしゅう30かん2ごう111ぺーじ)。*
    • *1044じょう**のじゅんようきていにより、**903じょう**1こうにさだめるそうぞくじんにたいするぞうよは、**1030じょう**のようけんをみたさないものであっても、とくだんのじじょうのないかぎりいりゅうぶんげんさいのたいしょうとなる(さいはんへいせい10ねん3つき24にちみんしゅう52かん2ごう433ぺーじ)。*

*ぐたいてきないりゅうぶんのがくについては、いりゅうぶんさんていのきそとなるざいさんがくに**1028じょう**でさだめられたいりゅうぶんのわりあいをじょうじ、いりゅうぶんけんりしゃがふくすうであるときはいりゅうぶんけんりしゃそれぞれのほうていそうぞくぶんのわりあいをじょうじ、さらに、いりゅうぶんけんりしゃがとくべつじゅえきざいさんをえているときにはそのかがくをこうじょしてさんていする(さいはんへいせい8ねん11つき26にちみんしゅう50かん10ごう2747ぺーじ)。*

[*へんしゅう*] *いりゅうぶんげんさいせいきゅうけん*

[*へんしゅう*] *いぎ*

*いりゅうぶんけんりしゃおよびそのしょうけいじんは、いりゅうぶんをほぜんするのにひつようなげんどで、**いぞう**および**1030じょう**にきていする**ぞうよ**のげんさいをせいきゅうすることができる(**1031じょう**)。これを**いりゅうぶんげんさいせいきゅうけん**という。*

[*へんしゅう*] *げんさいのじゅんじょ*

  • *いぞう、ぞうよのじゅんにげんさいする(**1033じょう**)。*
  • *いぞうはそのもくてきのかがくのわりあいにおうじてげんさいする(**1034じょう**ほんぶん)。ただし、ゆいごんしゃがそのゆいごんにべつだんのいしをひょうじしたときはそのいしにしたがう(**1034じょう**ただしがき)。*
  • *ぞうよのげんさいはごのぞうよからじゅんじまえのぞうよにたいしてする(**1035じょう**)。*

[*へんしゅう*] *げんさいせいきゅうけんのこうし・こうか*

  • *いりゅうぶんげんさいせいきゅうけんのこうしはじゅぞうしゃまたは受遺しゃにたいするいしひょうじでなす**けいせいけん**である(さいはんあきら41ねん7つき14にちみんしゅう20かん6ごう1183ぺーじ)。*
  • *いりゅうぶんげんさいせいきゅうけんのこうしは**ぶっけんてきこうりょく**をしょうじるとするのがはんれいのたちばである。したがって、いりゅうぶんげんさいせいきゅうけんのこうしにより、ぞうよやいぞうはいりゅうぶんをしんがいするげんどでしっこうし、じゅぞうしゃや受遺しゃがしゅとくしたけんりはそのげんどでとうぜんにいりゅうぶんげんさいせいきゅうをしたいりゅうぶんけんりしゃにきぞくすることになる(さいはんしょうわ51ねん8つき30にちみんしゅう30かん7ごう768ぺーじ、さいはんへいせい11ねん6つき24にちみんしゅう53かん5ごう918ぺーじ)。*

[*へんしゅう*] *げんさいにかんするしょきてい*

  • *じゅぞうしゃのむしりょくによるそんしつのふたん(**1037じょう**)*
*げんさいをうけるじゅぞうしゃがむしりょくであるばあいにしょうじるそんしつはいりゅうぶんけんりしゃのふたんにきすることになる。*
  • *いりゅうぶんけんりしゃにたいするかがくによるべんしょう(**1041じょう**)*
*げんさいせいきゅうのあいてがたであるじゅぞうしゃや受遺しゃは、げんさいをうけるべきげんどで、ぞうよやいぞうのもくてきぶつのかがくをいりゅうぶんけんりしゃにべんしょうすることによりへんかんぎむをまぬかれることができる(**1041じょう**1こう)。かがくさんていのきじゅんじはげんじつにべんしょうがなされるときであり、いりゅうぶんけんりしゃがじゅぞうしゃや受遺しゃにたいしてかがくべんしょうをせいきゅうするそしょうのばあいにはこれにもっともせっちゃくしたじじつしんこうとうべんろんしゅうけつじがきじゅんとされる(さいはんしょうわ51ねん8つき30にちみんしゅう30かん7ごう768ぺーじ)。*

[*へんしゅう*] *げんさいせいきゅうけんのじこうしょうめつ・じょ斥きかん*

*いりゅうぶんげんさいせいきゅうけんは、いりゅうぶんけんりしゃが、そうぞくのかいしおよびげんさいすべきぞうよまたはいぞうがあったことをしったときから、1ねんかんこうししないときは、じこうによってしょうめつする(**1042じょう**ぜんだん)。そうぞくかいしのときより10ねんをけいかしたときもどうようである(**1042じょう**こうだん)。**1042じょう**ぜんだんの「げんさいすべきぞうよがあったことをしったとき」とは、ぞうよ・いぞうがあったことをしり、かつ、それがいりゅうぶんをしんがいしてげんさいできるものであることをしったときをいうとするのがはんれいである(おおばんめいじ38ねん4つき26にちみんろく11輯611ぺーじ)。なお、**1042じょう**はいりゅうぶんげんさいせいきゅうけんそのものをたいしょうとするきていであり、いりゅうぶんげんさいせいきゅうけんがこうしされたけっかとしてしょうじたもくてきぶつへんかんせいきゅうけんは**1042じょう**のしょうめつじこうにはかからない(さいはんしょうわ57ねん3つき4にちみんしゅう36かん3ごう241ぺーじ)。*

[*へんしゅう*] *かんれんこうもく*