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*あおやまさとせんとう*

*しゅってん:フリーひゃっかじてん『ウィキペディア(Wikipedia)』*

*あおやまさとせんとう**(ちょんさんりせんとう)は、にっぽんぐんによる**まじましゅっぺい**なかの1920ねん10つき、**あおやまさと**とよばれるひがし**まんしゅう**の**ちょうはくさん**とうほくふもとのみつりんちたいで、どくりつぐんとそうしょうされるちょうせんじんぶそうしゅうだんとまじえた**せんとう**である。*

*もくじ*

[*へんしゅう*] *はいけい*

*1919ねん(たいしょう8ねん)の**3・1どくりつうんどう**ご、どくりつをめざすちょうせんじんのいちぶがまんしゅうでけっせいしたぶそうそしきが、えっきょうしてちょうせんにしんにゅうし、りょうみんやかんこうりにひがいをもたらした。こうしたうごきににっぽんせいふはしんけいをとがらし、ちゅうごくにとうばつをようせいしたが、ほとんどせいかがあがらなかった。そうしたなか、1920ねん(たいしょう9ねん)10つき2にち、**琿春**を**ばぞく**がしゅうげきし、りょうじかんけいさつしょちょうをふくむにっぽんじん13にんがさつがいされるじけんがはっせいした。これをきっかけににっぽんせいふは**まじま**へのしゅっぺいをけついし、ちゅうごくがわとのせっしょうをかいしした。10つき16にちには**きつりんしょう**みやこただし**からさくせんのきょかをとりつけ、まじまでの**ゲリラ**そうとうをかいしした。*

[*へんしゅう*] *けいか*

*まじましゅっぺいには、**ちょうせんぐん**から**だい19しだん**、シベリアしゅっぺいよりきかんとじょうの**だい14しだん**ほへいだい28りょだん、**ウラジオストク**はけんぐんからは**だい11しだん**と**だい13しだん**のそれぞれいちしたいがさんかした。このうちじっさいにさくせんをおこなったのはだい19しだんのみで、たのぶたいはふうさとじいをおこなったにすぎない。だい19しだんはいそりんしたいが**琿春**ほうめん、きむらしたいが**ひろしきよし**ほうめん、ひがししたいが**えんきち**・**かずりゅう**ほうめんにはいちされた。いそりん・きむらしたいほうめんではせんとうらしいせんとうはおこらず、せんとうはもっぱらひがししたいとのまでてんかいされた。*

*ひがししたいは10つき21にちから26にちにかけてだんぞくてきにちょうせんじんぶそうそしきとたたかい、ちょうせんじんぶそうそしきはさくせんくいきからてったいした。そのご、だい19しだんのしょたいはどうねんまつまでそうとうをつづけ、おおむねもくてきをたっしてよく1921ねんしょとうにほぼてっぺいし、どうねん5つきまでにかんぜんにてっしゅうした。いっぽうちょうせんじんぶそうそしきはまんしゅうをほうきし、**レーニン**がこうそうしたとおひがしかくめいぐんにさんかするため**シベリア**にむかったが、そこでないふんと**せきぐん**によるぶそうかいじょによりかいめつじょうたいにおちいった。*

[*へんしゅう*] *そうてん*

[*へんしゅう*] *琿春じけんはかりごとりゃくせつ*

*かんこくけいのぶんけんは、ちょうせんじんのさんかがかくしょうされていない**琿春じけん**が、にっぽんがまじましゅっぺいのこうじつをつくるためのぼうりゃくである、としゅちょうしている。しかし、すでにはらしりょうのちょうさから、はかりごとりゃくせつはこんきょのないせいじせんでんにすぎないことがはんめいしている。*

*かんこくけいのぶんけんによれば、にっぽんぐんがばぞくの**ながえよしみ**をばいしゅうして琿春をしゅうげきさせたのであり、にっぽんじんのぎせいしゃはきょうどうさくせんをとったかれのぶかでないばぞくのてによるものである。しかし、ひがいのないようがじっさいとことなる、ながえよしみのナワバリは**にしまじま**であって琿春はかんかつがい、ながえよしみがにっぽんりょうじかんにひがいをあたえなかったというかんこくのしゅちょうどおりなら、そもそもしゅっぺいのこうじつがつくれないなど、むじゅんがおおくしんようにあたいしない。*

[*へんしゅう*] *にっぽんぐんのそんがい*

*かんこくけいのぶんけんは、あおやまさとせんとうを「あおやまさとたいしょう」とよび、どくりつぐんのだいしょうりであったとしている。「あおやまさとたいしょう」はかんこくがいうところの「かんみんぞくのどくりつうんどう」のなかでじゅうようなぶぶんをしめており、**だいかんみんこく**の「けんこくしんわ」のちゅうかくをなすといってもかごんではない。かんこくとはたいしょうてきに、**きたちょうせん**ばんの「どくりつうんどうし」はあおやまさとせんとうにげんきゅうしていない。**きむいるそん**パルチザン**のみがゆいいつのぶそう**こうにち**だんたいであったというきたちょうせんのこうしきけんかいにはんし、ふつごうだからであろう。*

*にっぽんぐんのそんがいについて、**ぼくいんうえ**の『ちょうせんどくりつうんどうのちし』(1920)は「かのうれんたいちょういか900よ〜1,600よにん」、かんこくちゅうおうせんきょかんりいいんかいへんかん『だいかんみんこくせいとうし』(1964)は「せんよにん」、かんこくこくぼうぶせんしへんさんいいんかい『かんこくせんそうし』(1967)は「ししょう3,300にん」、ちょうしばかおる『かんこくみんぞくうんどうし』(1975)は「かのうれんたいちょういか3,300にん」としている。としをへるごとににっぽんぐんのそんがいはこちょうされていっている。どうじに、にっぽんぐんのへいりょく、どくりつぐんのへいりょくもふくれあがり、せんとうのしゅやくが**きむたすく鎮**から**りはん奭**にうつっている。これは、りはん奭がかんこくのしょだいこくむそうりけんこくぼうぶちょうかんをつとめたこととむかんけいではないとみられる。こうしたかんこくがわのしゅちょうは、にっぽんぐんのこうせいなどにめいはくなあやまりをふくむだけでなく、せんしのじょうしきからみてあまりにもふしぜんである。*

*にっぽんがわのしりょうによれば、あおやまさとせんとうでうけたにっぽんぐんのそんがいは、わずかにせんし11、ふしょう24のみでしょうこうのししょうはみあたらない。このほうこくは**やすくにじんじゃ**のごうしめいぼによってうらづけがとられている。また、まじましゅっぺいごのだい19しだんのびちくへいきちょうさなどからも、にっぽんぐんのせんとうそんもうはきわめてけいびだったことがかくにんされている。*

*かんこくがわのぶんけんにゆいいつじつめいがあげられているのが「かのうれんたいちょう」である。『ちょうせんどくりつうんどうのちし』は、にっぽんりょうじのひみつほうこくしょがかのうれんたいちょうのせんしをほうこくしているとしゅちょうしている。しかし、そのような**りょうじほうこく**はかくにんされていない。「かのうれんたいちょう」にがいとうするじんぶつとしてかんがえられるのは、きへいだい27れんたいちょうのかのうしんあきらたいさのみであるが、かのうしんあきらのなまえがせんししゃめいぼにないだけでなく、まじましゅっぺいごの**1922ねん**(たいしょう11ねん)までれんたいちょうをつとめていたことがはんめいしている。これは、あおやまさとでのせんかをうらづけるとされたゆいいつのしりょうがきょこうであったことをいみし、かんこくがわしりょうのしんぴょうせいにぎもんをなげかけている。*

[*へんしゅう*] *さんこうぶんけん*

  • JACAR*(アジアれきししりょうセンター)Ref.C03022770200、ちょうせんぐんしれいぶ、『まじましゅっぺいし』*
  • *ささきはるたかし**、「かんこくどくりつうんどうしじょうの「あおやまさとたいせん」こう」『ぐんじしがく』59ごうだい15かんだい3ごう、22-34ぺーじ、1979ねん12つき*
  • *ささきはるたかし、『ちょうせんせんそうぜんしとしてのかんこくどくりつうんどうのけんきゅう』、1985ねん*
*たのげんご*